10周年記念第2回トークイベント|2018年6月23日
〈世界〉渦となって 総文から世界へ/世界から総文へ
第1部
Sobun大喜利:マネジメントと政策
モデレーター&パネリスト:堀内正博
パネリスト:内山隆、大島正嗣、川又啓子
目次
1.
「アジアのビジネスマン」堀内正博
2.
「映像っておいしいの?」内山隆
3.
「これからのスポーツ:eスポーツとは?」大島正嗣
4.
「日本を売り込む:ジャパニーズ・ポップカルチャー・イベント」川又啓子
5.
Sobun大喜利
Sobun大喜利
堀内
第1部もそろそろ終わりに近づいてきました。本日は、マネジメントの先生方のセンスを発揮していただくために、大喜利で〆にしようと「あなたの原点は?」「次の10年で、どう日本を売り込むか」「経営の要諦とは」「Sobunとかけて」の4つのお題を考えていたのですが、時間の都合上、最後の「Sobunとかけてなんととく」について、3人の先生からお答えといただこうと思います。まずはレディファーストで川又先生よろしくお願いします。
川又
総文とかけまして、「小学4年生」とときます。
堀内
生まれて10年です。
大島
総文とかけて「任天堂」とときます。
堀内
その心は?
大島
ラボがあります。
堀内
では最後に、内山先生よろしくお願いします。
内山
総文とかけまして、「ジャニーズのTOKIO」とときます。
堀内
その心は?
内山
どちらも茂がリーダーでございます。
堀内
ありがとうございました。最後に小林先生からコメントをちょうだいします。
小林
コメントを真面目路線でいくか、ノリノリ路線でいくか微妙ですけれど(笑)。お話をうかがって、やはり知らない現場に出かけて、そこで何が起こっているかを調査し観察するのが原点だと感じました。ただ、調査した結果、その心は何?の部分が少々物足りなかった。例えば堀内先生のアジアのビジネススクールでの集団的意思決定と企業文化の分類で、日本が個人主義的な方に寄っていた点が、普通我々がイメージするのとは逆な感じがするのに、そこは素通りしちゃった。
堀内
気付いていただき、ありがとうございます。ちょっと不思議ですよね。日本の方が個人主義なんですよ。
小林
そこをもっと深掘りしてほしかったんだけど。
堀内
それやると学会になりますので…。中国やロシアは集団主義で、命令はものすごく聞くという特徴がありますよね。
小林
日本も集団主義だと思うけれど、どこが個人主義なんですか。
堀内
日本は調整してはいますが、トップダウンで誘導しているところがあるんですね。
小林
つまり今日のまとめで言えば、4人の先生が一人ひとり非常に個人主義的で研究をぐんぐん進めているけれど、全体的にはSobun大喜利っていうことでしっかりまとまるのが良いわけですね?
堀内
それと、お題を与えられてパッとすぐ答える、あの発想力がクリエイティビティで、そこをほめていただきたかったですね(笑)
小林
事前にお題は伝えてなかったんですか。それでは、お後がよろしいようで、ありがとうございました。
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第2部 総文と世界:私が残してきた文化と風景
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