2018年10月6日(土)に青山学院アスタジオ地下ホールにて、総文10周年記念事業学生員会主催による「Be 総文」コンテスト(後援:総文10周年記念事業委員会)が開催されました。
総文10周年記念事業学生委員会とは、総合文化政策学部に所属する学生の有志13名による組織で、普段は総文10周年記念事業のイベントで現場運営のサポートをしています。この学生委員会が、「総文生がそのアイデンティティを意識し、総文をもっと好きになるためのイベント」をめざして自主企画として立ち上げ、その運営全体を担当したのが「Be 総文」コンテストです。
当日のプログラムは、総文の学生による10分間のプレゼンテーションと、審査員との5分間の質疑応答を中心に構成されました。参加学生に求められたのは「問題の発見・解決」を共通のテーマに、学部での学びや自身の活動を通して発見した「問題」を提起し、その「解決策」を考えるという一連の作業を企画や作品にまとめた内容を発表すること。8人が登壇し、多種多様なテーマで思い思いのプレゼンテーションを行ないました。審査員を務められたのは、小林康夫特任教授、岡眞理子元教授、竹内孝宏教授、福田大輔准教授、いずれも総文の先生がた。質疑応答では、審査員から鋭く厳しい質問が投げかけられ、参加者たちとの間で活発な議論が行なわれました。
発表の順番とテーマは次の通りでした:
① 入江恭平(4年)「普段演劇を見ない人たちに、演劇の魅力を知ってもらう。-演劇プロデュースチーム「シバイバ」-」
② 結城健人(1年)「HOW TO BE CREATIVE」
③ 清水貫容(4年)「文字選びにも、こだわりを。」
④ 宮永響子(2年)「平和を考えるスペース作り」
⑤ 星万央(4年)「路上ライブの是非について」
⑥ 馬淵有咲(4年)「映画の意義 映画に込めたメッセージ」
⑦ 福田一樹(3年)「愛すべきミーハー」
⑧ 皆川凌大(4年)「持続可能な社会における地域コミュニティの可能性」
その後、別室で開催された審査会の結果、最優秀賞、優秀賞、特別審査員賞の受賞者として、宮永響子さん、皆川凌大さん、結城健人さんがそれぞれ選ばれ、審査員長である小林康夫特任教授からの講評と最優秀賞受賞者のコメントをもってコンテストは締めくくられました。
なお、その表彰式は、10月8日(月・祝)に開催された総文10周年記念トークイベント「対談<坂本龍一×福岡伸一:音楽・生命・時間>」(主催:青山学院大学総合文化政策学会、会場:青山学院大学本多記念国際会議場)にて、対談終了後に続けて行なわれました。小林康夫特任教授と各賞の受賞者による短い対談のほか、発表者の星万央さんと小林教授によるラップ・パフォーマンスも披露され、会場を盛り上げました。また、総合文化政策学会より「今後の活動資金として有効に活用して欲しい」旨のコメントと共に、参加者全員に賞金と賞状が贈られました。
青山学院大学総合文化政策学部創設10周年記念コンテスト
日時:2018年10月6日(土)16時30分〜20時20分(16時00分開場)
場所:青山学院アスタジオ地下ホール
主催:総文10周年記念事業学生委員会
後援:総文10周年記念事業委員会