鳥越けい子教授による10周年記念事業関連企画 2018年7月22日 音風景→まちづくり 土地の記憶を発掘・継承・発信する!

チラシをダウンロード

鳥越けい子教授による10周年記念事業関連企画| 2018年7月22日

音風景→まちづくり
土地の記憶を発掘・継承・発信する!

チラシをダウンロード

総合文化政策学部10周年記念事業には、ひとりの教授が自身の研究を主体に、自ら企画をするスペシャルなイベントがあります。7月22日(日)に開催されたこの企画は、音の風景(サウンドスケープ)やアートとまちづくりを専門分野とする鳥越けい子教授によるセッションイベント。音の風景をまちづくりにつなげる過程で得た新たな発見や活動について、登壇者達は熱く語りました。

第1部は鳥越教授が総文のゼミとプライベートな活動の両方のプロジェクトを紹介。ゼミの活動は、第1回のイベントでも紹介された「SCAPEWORKS円山町」。渋谷駅からほど近い百軒店(ひゃっけんだな)街を歩きながら音の風景を感じ取り、その土地「らしさ」を発掘していくワークショップです。2009年にこのワークショップを授業の一環で行った総文1期生の先輩2人が登壇し、当時の活動などを語りました。学生たちが知る渋谷とは違う一面を持つ場所を、その地形や文化の下調べをしつつフィールドワークする体験は、「貴重な体験で、社会人になっても生きている」と先輩たちは語っていました。

「池の畔の遊歩音楽会」は、鳥越教授が生まれ育った杉並区の善福寺池の畔で、文字どおり音楽を楽しみながら歩くイベント。こちらは出演者であるサクソフォン奏者・作曲家の鈴木広志氏、作曲家・音楽家の若桑比織氏、舞踏家の松田依子氏が、土地の音と調和しながら聴く人と演奏する人が一体となる文化創造について語り合いました。司会を務めた学生の二人をはじめ、他の鳥越ゼミ生もこのプロジェクトに関わり、土地の記憶の発掘や継承、発信に一役を担いました。

これらを踏まえて、第2部はプロジェクトの意味を考えるトークセッションを行いました。多摩川源流の小菅村を研究する建築家の神谷博氏、ダンサー・俳優・演出家のトチアキタイヨウ氏、富山大学准教授で民族音楽学者の島添貴美子氏、土地の記憶をたどりながらまちづづくりに関わるアーティスト・文筆家のアサダワタル氏が、自らの活動を語りながら、鳥越教授と語るセッション。土地の記憶との向き合い方、その記憶のまちづくりへの生かし方、そして自分自身への向き合い方について、多角的に、そして深く熱く語りました。